日本映画
このところ古い日本映画にはまり、暮れからお正月休みにかけてたくさんの邦画を見ました。
最近の技術の進歩のせいか古い映画も修復され、かなり綺麗な状態で見られる様になっているものが多く、特に黒沢映画の「羅生門」(1950年)などは昔見た時のぼんやりとしたイメージと違って映像も台詞もくっきりとして、映画の印象まですっかり変わって感じるくらいです。
やはり黒沢映画はすべての面で抜きん出ているし、どんな国のどんな時代の映画にも負けない素晴らしい作品ばかりです。
それから今回初めて見た小津安二郎監督の「お早う」(1959年)は面白かった。
小津安二郎らしい庶民の日常を描いた映画で、そこここに思わず笑ってしまう様なユーモアがあり、人に対する優しさに溢れていてとても楽しい映画でした。
その一方で「三等重役」(1952年)や「社長三代記」(1958年)などの喜劇物もすごく面白くてオススメです。
個性派役者が勢揃いで森繁久彌、小林桂樹、加藤大介、三木のり平などなど顔も個性的ですがみんな才能豊かで、当時の役者さんに比べれば今の俳優さんはかなり小さくまとまってしまった感じです。
やはり昭和2~30年代はまだまだテレビも普及していない時代なので、娯楽と言えば映画!
だからものすごく沢山の映画が作られていて、まさに玉石混淆、中にはゴミみたいなものもあったのでしょうけど、それ以上に日本の代表作と呼ばれる様な素晴らしい映画もまたこの時代にたくさん作られたんだと思います。
そして古い映画を見る楽しみはそこに残されている日常を見ることにもあります。
懐かしいあんな景色やこんな道具、父親のありかた、子供の遊び、物干し台一つにも昭和が感じられてそんな中に自分も生きていたんだな~とおもわず胸がキュンとしてしまいました。
こんな素晴らしい映画を作ってきたなんて、おもわず日本万歳!と言いたくなる様なお正月でした。
「羅生門」やっぱり三船敏郎は大迫力!
最近の技術の進歩のせいか古い映画も修復され、かなり綺麗な状態で見られる様になっているものが多く、特に黒沢映画の「羅生門」(1950年)などは昔見た時のぼんやりとしたイメージと違って映像も台詞もくっきりとして、映画の印象まですっかり変わって感じるくらいです。
やはり黒沢映画はすべての面で抜きん出ているし、どんな国のどんな時代の映画にも負けない素晴らしい作品ばかりです。
それから今回初めて見た小津安二郎監督の「お早う」(1959年)は面白かった。
小津安二郎らしい庶民の日常を描いた映画で、そこここに思わず笑ってしまう様なユーモアがあり、人に対する優しさに溢れていてとても楽しい映画でした。
その一方で「三等重役」(1952年)や「社長三代記」(1958年)などの喜劇物もすごく面白くてオススメです。
個性派役者が勢揃いで森繁久彌、小林桂樹、加藤大介、三木のり平などなど顔も個性的ですがみんな才能豊かで、当時の役者さんに比べれば今の俳優さんはかなり小さくまとまってしまった感じです。
やはり昭和2~30年代はまだまだテレビも普及していない時代なので、娯楽と言えば映画!
だからものすごく沢山の映画が作られていて、まさに玉石混淆、中にはゴミみたいなものもあったのでしょうけど、それ以上に日本の代表作と呼ばれる様な素晴らしい映画もまたこの時代にたくさん作られたんだと思います。
そして古い映画を見る楽しみはそこに残されている日常を見ることにもあります。
懐かしいあんな景色やこんな道具、父親のありかた、子供の遊び、物干し台一つにも昭和が感じられてそんな中に自分も生きていたんだな~とおもわず胸がキュンとしてしまいました。
こんな素晴らしい映画を作ってきたなんて、おもわず日本万歳!と言いたくなる様なお正月でした。
「羅生門」やっぱり三船敏郎は大迫力!
by kinosan_kimono
| 2013-01-11 21:40
| 映画・DVD
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