KINOさんのときどき着物日記

<   2011年 07月 ( 12 )   > この月の画像一覧




フレデリック・バック展

東京都現代美術館に「フレデリック・バック」展を観に行きました。

フレデリック・バックはアニメーション映画「木を植えた男」でアカデミー賞・短編アニメーション賞を受賞したことで知られていますが、
彼の生い立ちから現在までの作品1000点が展示されています。

フレデリック・バックは1924年にフランスに生まれ1948年にカナダに移住し、
絵画やイラスト・アニメーションなど様々な作品を残しました。
なんと2才の時に書いたという絵も展示されていて、上手でビックリしました。
やはり天賦の才に恵まれた人なのですね。
カナダ移住後は国営放送のグラフィックアーティストとして活躍し、
イラストやセットデザイナーとしていろいろな作品を残しています。
アニメーション部門が設立されたことからアニメの制作をする様になり
「木を植えた男」など9つの作品を制作しました。

彼の様々な作品の素晴らしさは言うまでもありませんが、
行き過ぎた開発によって失われて行く伝統文化や先住民文化に警鐘を鳴らし、
自ら自然保護活動にも参加しています。
絵画やアニメーションという手段を使ってメッセージを発信し続けていること、
またその姿勢が一貫していることに共感しました。

帰りに清澄まで歩き「sacra cafe.」でお茶しました。
このカフェがあるのは清澄通りに面した建物で、裏側は清澄庭園です。
この建物は50軒ほど続いている同じ作りの長屋風店舗の一つで、
なんと1928年に関東大震災の復興事業の一つとして作られたものです。

関東大震災復興事業といえば表参道や代官山にあった同潤会アパートと同時期に建てられたものでしょうか?
大好きだった同潤会アパートもすでになくなってしまいましたが、
こちらは現役で活躍しています。

「sacra cafe.」はオーガニック素材を使ったランチやスイーツが美味しいお店で
オススメです。
近くにはヨーガンレールさんの店「ババグーリ」もあります。
こちらでお手伝いしていたころはよく来ていましたが最近はご無沙汰です。
見ているだけでも素敵なレールさんの作品。
ぜひ覗いてみて下さい♪

e0200405_2123525.jpg

                サクラカフェ


e0200405_2132272.jpg
 
                 ババグーリ            
[PR]



by kinosan_kimono | 2011-07-29 21:33 | おでかけ | Comments(3)

ツール・ド・フランス閉幕

2011 ツール・ド・フランスが閉幕。
選手達は全行程を21日間、約86時間かけて走りきりました。
私も一日平均3時間を21日間、共に苦しみました(>_<)

総合優勝はオーストラリア人で「BMCレーシングチーム」所属の
カデル・エヴァンス
最後のタイムトライアルでの大逆転劇でした。

何年もツールを見ている人ならきっとエヴァンスの優勝を喜ばない人はいないでしょう。
彼はこれまで何度も優勝に手が届きながら不運に見舞われてきました。
エヴァンスの涙の記者会見を見て、
もらい泣きした人も多かったのではないでしょうか。
私も今までの辛いステージを思い出してウルッときました。

三賞はポイント賞のカヴェンディッシュ、山岳賞のサンチェス、新人賞のロラン
獲得しました。
どの選手も三賞にふさわしい素晴らしいレーサーで、納得の結果と言えるでしょう。
表彰台は壮観でした。

私にとって一年で最大のイベントが終わってしまい、しばらくは放心状態・・
祭りの後のむなしさを味わっています・・
仮にあと20年生きるとして、当たり前ですがあと20回しか見られないなんて~~
大変なことに気がついてしまいました(- -;)
なんとか長生きしなくっちゃ~!!

e0200405_083322.jpg

              cyclingtime.com より
[PR]



by kinosan_kimono | 2011-07-27 00:13 | サイクルロードレース | Comments(0)

大相撲 名古屋場所

大相撲名古屋場所が終わりました。

今場所は大関「魁皇」が通算勝星の記録を1047とし、歴代一位となりました。
福岡出身なので九州場所まで現役を続けるのかな〜と思っていましたが
記録を二つ更新したのを最後に引退しました。

引退会見では随分ほっとした様子で、満身創痍の魁皇でしたので
記録更新までなんとか頑張るのが精一杯だったのでしょうね。
魁皇は本当にお相撲さんらしいお相撲さんで、
日本だけでなくモンゴルなど外国巡業でも人気者でした。
39才、本当にお疲れ様でした!!

相撲界も八百長事件などいろいろなことがありました。
私も好きだったお相撲さんがたくさん引退してしまって、
相撲を見るモチベーションが下がり気味。
録画しておいた取り組みを見忘れそうになった日もありました。
なんとか私も千秋楽までたどり着きましたが、
このままでは引退の危機です・・・

ところで
大相撲も場所ごとにお客さんの雰囲気が違います。
特に名古屋場所のお客さんの着物姿は
髪を高く結って、衣紋を抜き、衿をゆったりと打ち合わせた
玄人っぽい着こなしのかたが多いです。
テレビを見ながら「あの人はどんな商売の人・・?」とか
「やっぱりお金持ちのお妾さん・・?」とか「その筋の・・?」など
勝手に妄想列車に乗ってしまっています。スミマセン・・

そんなこんなでまた来場所も頑張ります。

e0200405_22323017.jpg

           「魁皇関」友綱部屋公式サイトより
[PR]



by kinosan_kimono | 2011-07-24 22:37 | スポーツ | Comments(0)

映画と音楽

先日見た「ビューティフル」という映画の中で
ラヴェルのピアノ協奏曲が使われていました。
ト長調の第2楽章で、切々としたメロディーが内容に合っていて
とても良かったのです。
昔から映画と音楽は切り離せないもので、沢山の映画音楽の名曲がありますね。
随分昔に見た映画でもそのサントラを聞くと、映画の細かい内容は忘れてしまっても、その時の気持ちが蘇ってくるのが不思議です。

誰にでもそんな曲はたくさんあると思うのですが、
私ならたとえば「ニューシネマパラダイス」とか「やかまし村の子供たち
イルポスティーノ」・・・
どれも音楽を聴くだけで映画の情景や感動が思い出されます。

日本映画で忘れられないのは、伊予の高校のボート部を題材にした
田中麗奈の代表作「がんばっていきまっしょい」かな・・
唄っているのは韓国人のイ・サンウン(リーチェ)。
オギオディオラ」という題名のその曲は
瀬戸内の凪いだ海の上を風を切って進むボートに合っていて、
映画の素晴らしさと共に忘れられない曲です。

大人未満の女の子を演じた田中麗奈が初々しかったです♪
今はすっかり大人になっちゃったかな~??


[PR]



by kinosan_kimono | 2011-07-21 17:10 | 映画・DVD | Comments(0)

つれづれ・・

私が働いているリサイクル着物屋さんに
先週ちょっと素敵なお客様がいらっしゃいました。

外国のお友達にお土産にする着物を買いにみえたのですが、
そのかたはイタリアのボローニャの近くのリミニというところにお住まいで、
リミニはフェデリコ・フェリーニの生まれ故郷でとても美しいところだそうです。

イタリアはどこでも食べ物が美味しいですが
ボローニャは特に美味しいところで有名です。
私は以前3ヶ月かけてイタリアを旅行したことがあるのですが
ボローニャには行けませんでしたので、次回ぜひ訪ねてみたい場所の一つです。
そんなこともあってかなり興味津々でいろいろ伺ってしまいました。

お店には時々外国のかたもいらっしゃいますが、
日本人とは好みが全く違うのでいつもびっくりします。

日本人はわりと渋好みの人が多い気がします。
たとえば江戸小紋泥大島など渋さの中にある美しさというのは
なかなか外国人には理解されにくい様に思います。

ヨーロッパのかたが求める着物の美はヴィヴィッドで華やかなもので、
色白で彫りの深い西洋人にはそんな物のほうが似合うし、喜ばれます。

そんなわけで金糸を沢山使った袋帯と、
赤い縮緬の華やかな襦袢をお買い上げいただきました。
9月までは日本にいらっしゃるそうなのでまたお会いできるのが楽しみです。

ところで私は今、外国人向けに古い着物や帯を使った作品を試作中です。

私もどちらかといえば地味なのもが好きなので、今までの自分の趣味を捨てて
派手な生地を使いこなすのは結構大変です。

そんな事もあって外国人の平均的な好みについて
そのお客様からも意見をいただけて良かったです^^

来年にはイギリスのフェアに出品したいと思っているのですが、
どうなることやら・・・(- -;)

e0200405_22514729.jpg

e0200405_225269.jpg

[PR]



by kinosan_kimono | 2011-07-18 23:07 | 着物リメイク | Comments(2)

ビューティフル

映画「ビューティフル」を見ました。

あらすじは・・・
スペイン・バルセロナの片隅。ここはアフリカや中国系の移民達が暮らす貧しい街。
精神を病み薬物中毒になった妻と別れ、
愛する二人の子供を引き取って暮らすウスバル。
彼は移民達に仕事を斡旋したり、商品を横流しするなど非合法の仕事をしながら
二人の子供を養っている。
ある日、体に不調を感じ病院にいくと末期の癌で余命2ヶ月と宣告される。
家族にその事を隠し、残された日々を子供達のために必死に生きようとする・・・

というお話。

とにかく主演のハビエル・バルデムの演技力に感動しました。
でも、大切ないくつかのエピソードを理解できないのは私の理解力不足なのか
映画のせいなのか・・・
見終わった後にいくつかの??が頭の中に・・

余命を宣告された男の生き様が一番のテーマなのですが、
移民問題や妻との関係、死者の魂との交信などエピソードが盛りだくさんすぎて、
見る側の気持ちが一点に凝縮されていかず少し散漫な感じがしました。

この映画の中ではやはり移民の問題が大きな部分を占めています。
ヨーロッパの大都市ではどこでもアフリカやアジア系の不法滞在の移民が過酷な生活を余儀なくされています。
舞台であるバルセロナは観光地として有名ですが、
この映画で時おり映るサクラダファミリアは遠くに霞んでいて、
近くに住みながらこの名所とはまったく無縁の生活を送っている移民達の生活を
よく表しています。

それにしてもハビエル・バルデムは凄い。
「ノーカントリー」のおかっぱ頭の殺し屋でも、
「それでも恋するバルセロナ」の女好きの絵描きでも
どんな役にでもはまってしまう。
死を宣告された男を演じる彼の演技はせつなくて
胸がいっぱいになってしまいました。

e0200405_2141465.jpg

[PR]



by kinosan_kimono | 2011-07-16 22:02 | 映画・DVD | Comments(0)

女子サッカーのこと

女子サッカー「なでしこジャパン」がワールドカップ準決勝でスウェーデンを破り
ついに決勝進出を果たしました。

今まで女子サッカーの試合を見た事はありませんでしたが、
今回はじめて試合を見て、男子とは違った面白さがありました。

とにかく試合がクリーンで素晴らしい。

いつも見ている男子の試合では、たとえば審判に抗議するとか
ファウルを受けて大げさに痛がるなんていうのは当たり前。
ゴール前でファウルを受けたとみせかけるダイブなんていう恥ずかしい姿もあります。

でも女子の試合はそんな事はほとんどありません。
ただただ一生懸命で、見ているうちにその清々しさに心打たれます。

見慣れているはずのサッカーですが、何かまったく別のスポーツの様な気がしました。

金銭的にも苦労の多い女子サッカーというマイナーなスポーツに取り組んできた彼女達のひたむきさが伝わってくる試合でした。

決勝戦もぜひ頑張ってほしいです!
[PR]



by kinosan_kimono | 2011-07-14 23:52 | スポーツ | Comments(0)

ヴィノクロフ選手のこと

「ツール・ド・フランス」も第9ステージを終え、初めての休息日に入りました。
そんなお休み前の10日、またがっかりする様な事故が起ってしまいました。

カザフスタンの英雄アレクサンドル・ヴィノクロフが道路脇の谷に転落して大腿骨頭骨折でリタイヤしてしまったのです。
今回の「ツール・ド・フランス」はあり得ないほどの事故続きで、すでに18人が去ってしまったのですが、有力選手のリタイアが目立ちファンにとっても悲しい限りです。
今年の事故は撮影用のカメラバイクが選手に接触するとか
メディアカーが選手にぶつかるなど信じられない光景ばかりです。
ヴィノクロフの場合は急な下り坂で集団のスピードが上がり過ぎたため、
コーナリング中にスリップした選手の巻き添えになってしまったという事です。

ヴィノクロフは数少ないアジア人選手として本場ヨーロッパの自転車界で数々の勝利を飾って来た素晴らしい選手で、彼が所属するチーム「アスタナ」はカザフスタン政府の肝いりでまさにヴィノクロフのために作られたチームといえます。

現在37才の彼は今回のツールドフランスを最後にビッグレースを引退する事を宣言していて、最後にマイヨジョーヌ(リーダージャージ)を着ることを目標に過酷なトレーニングを積んで来たのに、こんな結末になってしまうなんてあまりにも残念です。

ヴィノクロフはチャンスとみれば果敢な逃げを繰り返す、力まかせで泥臭い走りが特徴で、闘志むき出しのその表情は魅力的です。
何年か前のツールで首位の選手にタイム差をつけられ号泣するシーンは忘れられません。

ヨーロッパでも人気者のヴィノクロフ。本当にお疲れ様でした!!

e0200405_20282420.jpg

[PR]



by kinosan_kimono | 2011-07-12 20:36 | サイクルロードレース | Comments(0)

包丁

7月8日は息子の誕生日。
外国暮らしなので一緒に誕生日を祝う事もなかなかできません。
何か欲しいものは?と聞いたところ
包丁が欲しいとのこと。
自炊生活も長くなりますので包丁は必需品です。
そこで築地「杉本」の牛刀を贈る事にしました。
これから長く息子の生活を助けてくれる事でしょう。
よろしくお願いしますね。

そしてもうひとつ、包丁といえば砥石。
私は一人暮らしをしていた独身時代に安い合成の砥石を近くの金物屋で購入し、
それ以来ず~っと使っていたのですが、
3年ほど前に「天然天草砥石」というものを購入してびっくり!!
その砥石は天然石を切り出したものでいわゆる中砥(なかと)といわれるものですが
20分ほど水につけておいてシュッシュッと何回か研げば
あっという間に我が家のなまくら包丁も切腹できるぐらいに復活します。
包丁も大事ですが、砥石あってこそという事を実感しました。

もちろん息子には「天然天草砥石」も一緒にプレゼントしました。

将来、家族のために日々のご飯を作ってあげられるいい男になって下さいな。

e0200405_2152960.jpg

[PR]



by kinosan_kimono | 2011-07-09 21:55 | 家族 | Comments(0)

夏着物

あっと言う間に7月になってしまいました。
今年も半分が終わってしまった・・と思うと愕然とします。

年齢と共に月日の経つのが早くなると言いますが
一週間が束になって過ぎて行く感じで
気がついたらお墓の中で呆然・・ということになりかねません。

そんな訳でまたまた夏着物の季節になりました。
7・8月に着るのは絽・紗・麻・絹上布・縮み・・などです。
私は夏の着物がとても好きです。
夏の素材は糸に強く撚りを掛ける事によってシボを織り出し
肌につかない様するとか、糸をからませる事によって布に空間を作るなど
随所に蒸し暑い日本の夏を乗り切る知恵が溢れていて感心します。

下の着物は流水を織り出した縮みの着物、アンティークです。
帯は羅に朝顔の刺繍です。
写真を撮るのがとても難しくあまり上手に撮れませんでした。

毎年の様に猛暑が続き、着物を着るのが辛くなるばかり・・
タンクトップに短パンの裸同然のひどい格好で素敵な着物を眺めております。


e0200405_2256339.jpg

e0200405_22575739.jpg

[PR]



by kinosan_kimono | 2011-07-06 23:02 | 着物 | Comments(2)

日々の暮らしや大好きな着物のことを書いています。
by kinosan_kimono
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
プロフィール
着物
おでかけ
家族

田舎暮らしの思い出
スポーツ
映画・DVD
ダンス
音楽
着物リメイク
サイクルロードレース
相撲

未分類

フォロー中のブログ

最新のコメント

> Keiさん そうな..
by kinosan_kimono at 22:30
えーっ⁉️そーだったの⁉..
by Kei at 20:53
> りかさん そうなん..
by kinosan_kimono at 07:12
ご無沙汰してます!久しぶ..
by りか at 03:03
▫️Keiへ・・ そう..
by kinosan_kimono at 07:15
えーーーーっ!!!! ..
by Kei at 14:11
ムキムキおじいさんかぁ。..
by りか at 03:20
▪️りかちゃんへ・・ ..
by kinosan_kimono at 23:29
久々おじゃまします!筋肉..
by りか at 18:34
おーつ様。 faceb..
by kinosan_kimono at 00:51

最新のトラックバック

venuscozy.co..
from venuscozy.com/..
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
2015年版若手男性、池..
from dezire_photo &..
初めて見た
from Anything Story
次回の映画は?
from Anything Story
凄い記録
from Anything Story

検索

ブログパーツ

最新の記事

ゴールデングローブ賞のケイシ..
at 2017-01-15 11:15
2017年になりました。
at 2017-01-02 21:56
着物のお直し
at 2016-12-23 19:51
今戸焼
at 2016-12-18 00:42
ビンテージハウスで楽しむスタ..
at 2016-12-15 20:56

外部リンク

ファン

ブログジャンル

画像一覧