KINOさんのときどき着物日記

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「ミリキタニの猫」

2007年のドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」を観ました。

あらすじは・・・
ニューヨークに住む映像作家のリンダはホームレスの老人と出会う。
彼は路上で絵を書き、それを売って細々と暮らしている。
彼の名は日系アメリカ人のジミー・ツトム・ミリキタニ
アメリカ生まれで子供時代を広島で過ごし、
再びアメリカに渡り画家になることを目指すが
第二次世界大戦時、ツールレークの強制収容所に送られ3年を過ごし
市民権までも剥奪される。
その後は職を転々とし、ついには住む家も失ってホームレスになる。
9・11同時多発テロにより路上生活が困難になったミリキタニをリンダは
自宅に呼び寄せ共同生活を始め、次第に彼の戦争に翻弄された人生が明らかになる
・・・というお話。

とても面白く、なぜ今までこの映画を観なかったのか後悔したぐらいです。
ミリキタニの人生を知ると今まで知らなかった日系アメリカ人のつらい歴史がわかります。
ツール・レーク強制収容所ではたくさんの人が亡くなりました。
彼が好んで描く猫の絵はツールレーク時代の悲しい思い出に繋がっていたのです。
再びツールレークを訪れ、長く背負っていた重荷から解放されるシーンはとても感動的でした。

差別や迫害によって人生を翻弄され辛い生活を強いられて来た彼ですが、
自力で生きて行こうとする逞しいジイさんぶりと破天荒なキャラを自然に撮っているのがこのドキュメンタリーの最大の魅力です。

エンドロールで、離ればなれになった親族との再会映像が挿入されていたのがとても心に残りました。

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by kinosan_kimono | 2011-10-28 00:48 | 映画・DVD | Comments(0)

庭作り

我が家にはとても小さな庭があります。
20年以上前に家を建てた時は庭作りを頼むお金がなかったので
自分達で木を植えたり、石を敷いたりして庭作りをしました。

そんな小さな庭の植木達も今ではかなり大きくなって
夏には木陰を作ってくれます。
でもついつい毎日の暮らしに追われて、年に一度の庭木の剪定と
日々の草取りをするのが精一杯。
庭を楽しむ・・なんていうことはすっかり忘れていました。

ところがこの前、元町の「汐汲坂ガーデン」というところでお茶をのんで
急に「お庭をなんとかしようっ!!」という気持ちになりました。
ガーデンというと広いお庭を想像しますが、
あまり広くない中庭の様なスペースで、
よく見ると鬱蒼と見える木々も実は鉢植の高さを変えて置いていたり、
色々と工夫して木立の中にいるような感覚を味わえる様にしていました。

私はすっかり感心して、これなら「猫の額」の我が家の庭でも
工夫次第で気持ちの良い空間を作れるんじゃないか・・・?と思いついたのです。

もちろん庭師さんに頼む余裕はないし、負け惜しみじゃないけれど
こういう事は自分でやるからこそ楽しいのです。

思いついたら吉日・・というわけで早速庭木を買ってきました。
まず今一番人気があるという「シマトネリコ」。
これは常緑樹で葉が小さく、風にゆれる様子が本当に美しい。
一本立ちではなく、雑木林風の株立ちを購入しました。

もう一本は「イチジク」。
イチジクは昔実家の庭にあって、木で熟した実の美味しさは忘れられません。
葉っぱもどこか観葉植物風で大好きです。
すでにいくつか実がなっているものを買いましたが
この実は育つのでしょうか??

これから少しずつ、庭作りをしていこうと張り切っていますが
この気持ちをいつまで持ち続けられるのか少し心配です。
3日坊主にならないといいんですが・・

いつか木々に囲まれてお茶を飲む日がくることを楽しみにして・・・。


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                シマトネリコ




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                 イチジク
               
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by kinosan_kimono | 2011-10-24 22:38 | Comments(6)

Coldplay

コールドプレイの新しいアルバム「MYLO XYLOTO マイロザイロト」発売!!
日本版にはボーナストラックとして今年のグラストンベリーでのライブも三曲含まれています。

ボーカルのクリスのルックスも歌も大好き!!
コールドプレイを聞くと必ず気持ちが盛り上がります^^


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by kinosan_kimono | 2011-10-23 09:24 | 音楽 | Comments(0)

アンティークな刺繍帯 その4

菊と楓を市松に染め、刺繍を施した秋の帯です。
こんな昔の帯は、現代のものに比べると
ぽってりと重たい帯が多いですね。

仕立て変えの時にほどいてみると、中の芯も今のものと違っています。
今は薄くて張りのある帯芯ばかりで、軽くしっかりとしていますが
ちょっと風情がない様に思います。

それに比べて昔の芯はざっくりと分厚く織ってあり、
こんな染めの帯の場合はずれない様に薄く真綿が引いてあります。

私はそんな古い帯芯もとても好きで、染めてバッグにすると
ちょっと裂き織り風なものができます。

そんなことばかり言って何もかも取っておくと、
部屋の中が大変なことになってしまいます。

昔から何も持たない生活に憧れているのに
現実は理想からどんどん離れていくばかりなり・・・です。

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by kinosan_kimono | 2011-10-21 17:17 | 着物 | Comments(0)

秋のリース

お花屋さんの店先にサンキライ(山帰来)の実を見つけました。
あんまり安かったので簡単なリースにして玄関に飾ってみました。

サンキライはたしかクリスマスリースに使われる真っ赤な実だと思っていたんだけど
お店にあったのはほとんど色付いていないものでした。
そこが秋らしくていいな・・と思って買ったのですが、
2〜3日したらだんだん赤くなってきました。
これって切っちゃったあとも赤くなっていくのかしら??
予想外でした!
一ヶ月後にはどうなっているんでしょうね・・

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by kinosan_kimono | 2011-10-18 13:40 | Comments(6)

「女と銃と荒野の麺屋」

チャン・イーモウ監督の「女と銃と荒野の麺屋」を見て来ました。

あらすじは・・
中国は万里の長城の果て、荒野にたたずむ一軒の麺屋。
主人のワンは凶暴で強欲。
10年前にワンに買われた妻は虐げられた生活を送っているが
実は使用人のリーと浮気している。
二人の浮気を知ったワンは巡回警察官のチャンに二人の殺害を依頼する。
薄給に不満だったチャンは高い報酬で殺害を請け負うが、果たして・・・?

というお話。

映画の冒頭にもありますが、この映画はチャン・イーモウ監督が20年以上前に見て以来、忘れられない一本だというコーエン兄弟の「ブラッド・シンプル」をリメイクした作品。
まったく違う設定でありながら後半に向かって完全に「ブラッド・シンプル」になっていく。
かなり面白かったです。
コーエン兄弟の作品は、本人が意図しないままどんどん泥沼にはまり、取り返しのつかないことになっていくという、ある種滑稽なブラックユーモアに溢れていますが
女と銃と荒野の麺屋」もその作風を残し、うまくリメイクしています。

鮮やかな色彩や構図はちょっとわざとらしすぎるとも思えるけど、
それが一つの絵となっていて
北京五輪の演出も手がけたチャン・イーモウらしい手腕を発揮しています。

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by kinosan_kimono | 2011-10-14 00:16 | 映画・DVD | Comments(0)

文楽

久しぶりに文楽を観に行って来ました。


演目は
団子売り
摂州合邦辻 合邦住家の段


団子売り」は臼と杵を担いで団子を売り歩く仲の良い夫婦お臼杵蔵(笑)の軽快な踊りが中心の短い演目。初演は幕末だそうです。

合邦住家の段」は「弱法師(よろぼし)」や「しんとく丸」を題材にした時代物「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」の一幕。
腰元から年寄りの主君の後妻になった玉手御前は継子の若者俊徳丸に恋してしまう。
突然の病で容貌も変わり果て目も見えなくなってしまった俊徳丸は家を出るが、その後を追って玉手御前も家を出る。
道ならぬ恋や女同士の蹴るやら踏むやらの大げんか、娘を刺し殺す父親などめちゃくちゃな展開の後、実はすべてがお家を守るための玉手御前の恩愛からでた策略だったとわかり、その心情に涙するという波瀾万丈なストーリー。

文楽は人形と音楽と語りという三位一体の総合芸術です。
でも芸術という固い言葉にはちょっと合わない、どこか韓国ドラマにも似た濃さがありますね。
テレビもなかった時代、こんなスゴイお話を目の前にみせられた昔の人は本当に面白かったでしょうね。
義理や人情、親子の情愛など日本人好みの感情がすべて詰まっています。
人形だということも忘れて思わず涙したり、大笑いしたり・・

特に今回、浄瑠璃語りの近くだったこともあって大夫の凄さにビックリしました。
佳境に入ってちらっと太夫を見ると人形以上に感情丸出しで真っ赤な顔でうなっている。
とにかく全力投球で持てるもの全てを注ぎ込んでいる様子に胸が熱くなりました。
やっぱり文楽って楽しい!!

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            財団法人文楽協会ホームページより
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by kinosan_kimono | 2011-10-11 22:03 | おでかけ | Comments(0)

元町へ・・

母の絵の展覧会を山手234番館に見に行きました。

元町に行くのは久しぶりです。
秋晴れでとても気持ちのいい日でしたので、
本当はゆっくり洋館巡りでもしたかったのですが
お互いなかなか時間が合わず、ゆっくり・・という訳にはいきませんでした。

母は絵と陶芸を趣味にしているので、我が家の器を焼いてもらったりもしています。
性格のせいか大きいものを作るのがなかなか上手です。

元町といえば私が子供の頃習ってたピアノの先生が中華街に住んでいて
普段は出張講師に来てくれていたのですが、
時々は中華街までお稽古に来ていました。

もちろん「元町中華街」なんていう駅はなかったので石川町で降りるのですが
改札を出るとまず目に飛び込んでくるのは中村川に浮かぶ船と船上生活の人達です。
子供心に何故かワクワクしました。
自分の家と一緒にどこまでも行けるなんて!!
想像しただけでも楽しくなってしまいます。

あとで聞いた話ではこの船はだるま船と呼ばれる荷役船を改造したもので
すでに自力では走れなかったそうですし、船上生活の現実も楽ではなかったのですが
子供の私にはとても魅力的に見えました。

ピアノの先生は中国人で家の人もチャイナ服にひっつめ髪だし
家の作りもまったく中国式で
どこか外国に来た様な感じがしました。

そのころの元町にもすでに喜久屋洋菓子店やウチキパン、松下家具、ユニオンなどがあり、ほかの街と違って古くからのお店が健在なのが元町のいいところですね。

母の絵をみたあとは「汐汲坂ガーデン」でお茶を飲んで帰りました。

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                山手234番館




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                 汐汲坂ガーデン
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by kinosan_kimono | 2011-10-08 21:51 | おでかけ | Comments(0)

大関誕生

秋場所が終わって久しぶりの日本人大関が誕生しました。
佐渡ケ嶽部屋の琴奨菊です。

琴奨菊は姿も地味だし、得意技も「ガブリ寄り」というイマイチかっこ良くない決まり手なのでちょっと華がない感じですが、
同じ九州出身で引退した魁皇のあとを継いで頑張ってほしいです。


伝達式には「万里一空」という四文字熟語で意気込みを語りましたが
これは宮本武蔵の言葉で「どんな努力も目指す先は一つ」と言う意味だそうです。
何だかね〜・・

四文字熟語といえば貴乃花の「不惜身命」と、若乃花の「堅忍不抜」が有名ですが
何だかお経みたいで意味不明ですよね〜。

それまでは「大関の名に恥じない様に一生懸命頑張ります」などが普通で
それがお相撲さんらしくて良かったと思うんですが・・

訳の分からない四文字熟語をいうぐらいなら
もっと面白い事を言っちゃったほうがいいんじゃないかなぁ
「ガブリ寄りに命をかけて・・」とか「まわしを引き締め頑張ります・・」とかね。

まあいいんだけど。

そんな秋場所も終わり、ちょっと寂しい今日この頃です。

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                  琴奨菊
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by kinosan_kimono | 2011-10-07 00:41 | スポーツ | Comments(0)

青山へ・・

この前の日曜日、青山に「SCALE STOLES」というストールの三人展を見に行って来ました。

デザイナーの天畠万貴子さんとは私のブログにコメントを下さったのをきっかけに知り合いました。
今回はじめてお目にかかったのですが、お顔を見てすぐわかりました。
私が想像していたとおりのとても魅力的な方でした。

作品はどれもとても面白くて、着物の生地を使っていてもその事を全面に出すのではなくて、生地としての魅力を生かしてとても個性的に仕上げられていました。
私もかなり刺激を受けて本当に行って良かったな~と思いました。

会期は10月8日(土)まで。場所は南青山のギャラリーワッツです。
興味のあるかたはぜひどうぞ。

それから天畠さんから息子さんのホームページのことを伺ったので、そのことについて・・

以前メールで息子さんに障害があることは伺っていたのですが
息子の大輔さんは14才の時に医療ミスで重度の障害を負うことになってしまいました。
四肢麻痺で車いす生活を余儀なくされているだけでなく言葉を発することができず、視覚にも障害がある中でつねに向学心を失わず現在は立命館大学の大学院で学んでいます。
彼の強さとひたむきさに感動するとともに、母親としての天畠さんの今までの道のりを思うと私が何か言葉にするのも軽すぎると思うぐらいです。
ぜひ大輔さんのホームページ「天の畠」(click!)にアクセスしてみて下さい。
そして彼の 「あ・か・さ・た・な」で大学に行く を読んでみて下さい。

そしてもうひとつ・・
一緒に出品していらした堀口桂子さんもまたまた素敵なかたでした。
彼女の身につけていらした自作のアクセサリーがすごく綺麗で思わず見とれました♥

人との出会いの楽しさを感じた一日でした。ありがとう!!
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by kinosan_kimono | 2011-10-04 21:20 | おでかけ | Comments(0)

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