KINOさんのときどき着物日記

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her 世界で一つの彼女

今日、映画館で他の映画を見ていたら、この映画の予告編をやっていて
あ〜そういえばこの映画見たな〜と、思い出しました。
一ヶ月以上も前に飛行機の中で見たのですっかり忘れていました。

この映画は近未来のロサンゼルスで主人公のセオドアホアキン・フェニックス)が人工知能型OS(?)の架空の人物サマンサに恋をするというお話。

突拍子もない話とも思えますが、現実の恋愛は苦手だとか ネット上でしか自分の生きる場所がない・・なんて言う人もいるぐらいの世の中なのですから、こんな話もそれほど非現実的ではないのかも・・。

たとえばネットでお買い物をすると、過去の買い物履歴をもとに私の興味がありそうな商品がラインナップされることがあります。それが結構当たっていて、ついついクリックして詳細を見てしまうなんてことがあります。
そんな風に、その人の情報をもとに趣味が一緒で、声や話し方が好みで、色々な話を聞いてくれる人を作り上げたとしたら たとえそれがリアルな人間でなく 声だけの存在だったとしても好きになってしまうかもしれません。人間なんて案外単純なもの・・人工知能の驚異的な処理能力にはかないませんわ〜

でもこの映画は "そんな世の中に警鐘を鳴らす・・" という様な説教臭い映画ではなく、斬新でオリジナリティー溢れる優しさいっぱいのラブストーリーです。見終わってからなんとなくじんわりくるのは、素晴らしい役者ホアキンの演技によるところも大きいです。本当にこのところの彼は引っ張りだこですね。
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by kinosan_kimono | 2014-06-26 22:07 | 映画・DVD | Comments(0)

今週読んだ本

別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った宇都宮直子

最近、仕事の行き帰りの電車の中で本を読んでいます。
主に、夫が図書館から借りてくる本のなかから楽に読めそうなものを拝借しています。

この本は晩年の三國連太郎と親しかった著者が、彼が語った事や著者が体験した三國連太郎夫妻とのエピソードをまとめた本です。
著者の名前を確認しないまま読み始めたので、ず~っと男の人だと思い込んでいました。30ページぐらいまできて、「三國夫人のヒョウ柄のブラウスを借りた・・」という下りがありビックリして確認したら宇都宮直子さんという女の人でした。
本を読んでいる時って誰でも頭の中に登場人物を勝手に作り上げているので、突然カミングアウトされた感じで呆然としました。
本当に思い込みが激しくて困ります。

三國連太郎は個性派役者としてあまりにも有名ですので、過去のエピソードもどこかで聞いた事のあるものも多かったです。でも、著者の真面目な面白さが伝わって来て 三國連太郎もこの人の事が好きだったんだろうな~と感じました。そういえば彼の代表作とされる「異母兄弟(1957年)」や「飢餓海峡(1965年)」などを全然見ていないことに気がつきました。「飢餓海峡」は家にDVDがあるみたいなんですが、どうも題名からして苦しそうで手が出ません。
いつか見なくちゃね~~・・
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by kinosan_kimono | 2014-06-26 07:38 | | Comments(0)

グランド・ブダペスト・ホテル (The Grand Budapest Hotel)

グランド・ブダペスト・ホテル」を見てきました。
いつも通りのあのウェス・アンダーソン監督の映画。とても楽しかったです。
今までの彼の映画のテーマは「家族」がほとんどだったけど
今回は少し違っています。

主人公はズブロフスカ共和国という架空の国にあるグランド・ブダペスト・ホテルのコンシェルジュグスタフ
彼が生きた1930年代を舞台に、彼の身の上に起こった遺産相続争いを
彼の弟子で現在のホテルのオーナーゼロの回想で語っていく物語です。

かなり場面展開が早く、始めはついていくのが大変でしたが、いつもながらの画面の美しさとユーモアに笑ったりハラハラしたり楽しい映画でした。

エンドクレジットに「シュテファン・ツヴァイクにインスパイアされて・・」という文字が現れ、気になって家に帰ってから調べてみると映画評論家町山智浩さんの書いた「 グランド・ブダペスト・ホテルとツヴァイク」(click!)という文章に行き当たりました。
これを読むとすべての疑問が解決すると共に、この映画に込められたウェス・アンダーソン監督の思いがはっきりとわかり、今見て来たあんなシーンやこんなシーンがより深みを増して蘇ってきました。
こちらの文章もすごくおすすめです。

今、一番好きなウェス・アンダーソン監督ですが、今回の映画は少し色々なアイディアを盛り込み過ぎかな〜と感じるところもありました。たしかにどの部分をカットするかと言われればちょっと無理か・・とも思いますが、色々な面に才能あふれるアンダーソン監督だけに 溢れちゃった感がありました。

音楽もいつも面白く、今回の映画ではバラライカが多く使われていました。
映画の舞台がブダペストホテルなので、やはりハンガリーを意識した音楽ということなんですね。
映画にピッタリと合っていて、この伝統的でエキゾチックな音楽に何か新しいものを感じました。
エンドクレジットの最後のほうで、画面の右下にコサックダンスを踊る小さなおじさんのアニメーションが出てきて、これが本当に可愛くって笑えます。
外人の名前ばかりのエンドロールを見ていると途中ですごく退屈になるけれど、これも監督のサービス精神かな。
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by kinosan_kimono | 2014-06-19 18:07 | 映画・DVD | Comments(0)

サッカーとダンス

テレビをつければどこもサッカーブラジルの話題一色。
ヘソ曲がりな私は文句の一つも言いたくなっちゃうけれど
やっぱりサッカーの魅力には勝てず、連日早朝からサッカー観戦。
初日のブラジルvsクロアチアはクロアチアが思いのほか頑張っていました。
ブラジル代表のオスカルはどこかで見た様な顔・・・あっ、小島よしおでした。

翌日はスペインvsオランダ。まさかの大量失点でスペインの負け。
こんなこともあるんですね。もちろんファンペルシーロッペンなどオランダは素晴らしい選手を揃えているけど、こんな展開になるとは誰も想像してなかったんじゃないでしょうか。
もう何年もスペインリーグを見ていないので、隣で見ている夫に一々「これ誰だっけ??」と質問攻め。GKのカシージャスの老けぶりに時の流れを感じました。

午後からはさいたま芸術劇場フィリップ・ドゥクフレカンパニーDCAのダンスを見に行きました。素晴らしいダンサーと振り付け・衣装・音楽・・・
サーカス並みのアクロバットを織り交ぜ、遊び心たっぷりな彼の世界は難しい事抜きで私たちを楽しませてくれます。これでS席5,000円って安すぎです!



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by kinosan_kimono | 2014-06-14 22:08 | ダンス | Comments(0)

今週読んだ本

「おすもうさん」 高橋秀実

お相撲が好きで、毎場所とてもたのしみにしているのですが
いわゆる「相撲は国技だ・・」とか「横綱の品格」だとかいうなんだか堅苦しい意見にいつも違和感を感じていました。
だっておすもうさん達を見ているとそんな悲壮感はないし
お相撲はいつも私たちを楽しませてくれる、どこか芸能に近い存在に感じられるからです。

そんな違和感を一掃してくれたのがこの「おすもうさん」(click!)という本です。
なぜ相撲が国技と言われるようになったのか、神事の正体とはいったい・・・?など
目からウロコというか あっと驚く相撲の真実が書かれていて本当に面白い。
また著者の高橋秀実さんの文体もユーモアいっぱいで
電車の中で何度も笑ってしまいました。

その長い歴史の中で、時々の世情により色々なものを背負わされてきたお相撲ですが
そんな重たいものもまさに「いなす」のが相撲の本質。その呑気さが愛しい。
読み終わってますますお相撲とおすもうさん達が好きになってしまいました。

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by kinosan_kimono | 2014-06-12 16:42 | | Comments(0)

イタリア その10

フェスティバルも終わり、イタリア旅行も残り一日になってしまいました。
最後の日は友達が持っている山の家に行く事に・・・
その家はモンテ・フィオーリというところにあって
イタリアの美しい村○○選」などというものにも選ばれているぐらい綺麗なところです。

その家はもとは小さな修道院として使われていた一軒で、
長年使われていなかった家を彼女達が買い取り改装したものです。
家は三階になっていて、その他に地下室まであって これぞイタリアの田舎家!っていう感じです。
内装は彼女達が全面的に改装していて、なかなかこだわりの感じられる素敵な家になっています。

町の規模は小さいですが、立派なお城や教会があり、役場もあります。
どこをとっても美しく、こんな景色を眺めて暮らせるとは羨ましいかぎりです。

彼女達が言うにはイタリア人は効率といういうものをあまり考えない人たちなので
様々なサービスも能率が悪く、イライラさせられることも多々あるそうです。
でもそんな人達だからこそ効率の悪い古い建物もそのまま残して使っているわけで
今となってはそのような建物や町並みが大変な財産になっているのだから
多少の効率の悪さも我慢しなければいけない・・ということです。

さて最後の晩餐はこの町から少し離れたレストランで地元の料理を食べることに。
イタリアは地元色がとても強く感じられる国ですが
料理も地方によって色々と違っているようです。

この地方で本当に良く見かけるのがピアディーナ
ピアディーナは薄いピタパンの様なものの間に色々な具材をはさんで食べるサンドイッチみたいな食べ物で町中にピアディーナ屋さんがあり、お昼ご飯の定番になっているだけでなく レストランでも料理のお共に パンの代わりにピアディーナが出てきます。以前イタリアを旅行した時はトスカーナやウンブリアが中心だったので
ピアディーナを見かけなかった様に思います。

それからここで必ずあるのがトルテッリーニ・イン・ブロードと呼ばれるスープパスタ。様々な具材から取ったスープにトルテッリーニが入っていてとても美味しく体も暖まるので主に冬の料理の定番だそうです。

その他にもこのエミリア・ロマーニャ地方は食材の宝庫で、生ハムのプロシュート・ディ・パルマやチーズのパルミジャーノ・レッジャーノなどもこの地方の特産です。

このレストランでももちろんピアディーナやトルテッリーニ・イン・ブロードもいただきました。その他にも素晴らしく美味しいプロシュートの盛り合わせやサラダやパスタ・・・気取りのないお料理がとても美味しかったです。
さていよいよ明日は出発。
この美しい景色ともお別れです。

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              モンテ・フィオーリの町




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                ピアディーナ




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                 トルテッリーニ

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by kinosan_kimono | 2014-06-08 20:27 | | Comments(0)

きっと、うまくいく (3 idiots)

長い飛行機の旅を苦痛に感じる人もいるかもしれないけれど
私は「何故、こんなに重いものが空を飛んでいるのか・・・?」という恐ろしさを気にしなければかなり好きなほうです。
すごく小さなモニターといえど、大好きな映画をのんびり見られるし
ご飯も運んで来てくれるのだから、こんないいことはありません。
今回は見たかったインド映画「きっと、うまくいく」をまずはじめに見ました。

この映画はインドの青春映画で
インド本国で歴代1位の興行収入を記録した話題作です。
ランチョーファルハーンラジューはインドの最難関の工科大学に通う学生。
主人公のランチョーは心のまっすぐな青年で学歴偏重主義の厳しい学長の前でも
自分の意見を主張する どこか人を惹き付ける青年です。
そんなランチョーに影響されるファルハーンとラジューの3人は学長に睨まれていたが、学長の美しい娘ピアに接近したことでとうとう退学を言い渡されてしまう。
なんとか退学を免れたものの10年後に再会しようという約束の日になっても
ランチョーは姿を現さず、行方が知れない。
居場所を突き止め彼に会いに行ってみるとなんとそこには彼らの知らなかったランチョーの秘密が隠されていた!! というお話。

とにかくすご~く面白い。
脚本が良くできていて前半部分の伏線がすべて解決されて無駄がない。
そしてそこには涙あり、笑いあり、切なさあり、友情あり恋もある。
最後には人として大切なこととは・・・というメッセージも込められていて
そのすべてが一つの作品の中にきっちりと収まった娯楽映画の傑作でした。
あ~見て良かった!!
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by kinosan_kimono | 2014-06-05 19:15 | 映画・DVD | Comments(0)

イタリア その9

最終日は撤収作業を終えて深夜に家にたどり着き
とりあえずお化粧だけ落として死んだように眠りました。

朝になって友達とお互いに労をねぎらい合ってから まず始めにお金を数えました。
私にとってはあまり見慣れないユーロ札は どことなく子供銀行のお金みたいで
実感がわきませんが、結果は想像以上でした。

今回、着物や羽織が思った以上に売れたのには驚きました。
中には「着物があるって聞いて来たんだけど・・」っという人もいて
珍しさも手伝ってか、ほとんど売り切った感じです。
もちろん私としてはバッグが一番売れてほしかったんですが
それも思っていたよりは良い結果だったので満足しなくちゃいけないですね!

私は今、日本でリサイクル着物屋さんで働いているので
バッグの材料にしても、古着の着物にしても状態のいい物が格安で手に入ります。
そんなお手頃価格と質の良さが受けたのかもしれません。

今回、直接イタリアで物を売り、お客さんの反応を知れた事はこれからの物作りにとても役にたちました。また着物商売にも新しいアイディアが沸き、今後がとても楽しみになりました。
見切り発車で始まったこの旅は、途中へこたれそうにもなりましたが
終わってみればなかなか貴重な体験でした。
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by kinosan_kimono | 2014-06-03 19:03 | | Comments(2)

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