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KINOさんのときどき着物日記

レナード・コーエン「Leonard Cohen」

私はレナード・コーエンが大好きで、訥々とした彼の歌を聞いていると
いろいろな情景が浮かんできます。

レナード・コーエンは詩人であり、ミュージシャンでもあります。
彼は1934年にカナダに生まれ、
16才頃、ロルカに影響を受けて詩を書き始めたそうです。
大学在学中からすでにギターを弾きながら詩を朗読し、
詩人としての才能を発揮していました。
ミュージシャンとしてデビューしたのは32才の時で、その後はドラッグ中毒や女性関係、鬱病との戦いなど様々な苦しみの中を生き抜いて来ました。
コーエンの歌は決して明るいものではありません。
でもポエトリー・リーディングとも呼べるその世界は彼だけの音楽です。
 
 
コーエンは「スザンヌ」「さよならマリアンヌ」「電線の鳥」など名曲を沢山書いていて、特に「ハレルヤ」は色々なミュージシャンにカバーされています。
日本でも有名なのはジェフ・バックリーのカバーバージョン。

ジェフ・バックリーもすばらしいミュージシャンだったのに30才で死んでしまったこともあって、そのCDを聞くとコーエンと共通する苦しさも感じてしまいます。

映画「シュレック」ではルーファス・ウェインライトの歌う「ハレルヤ」が使われていました。
昨年、ルーファス・ウエインライトに子供ができたという記事が載っていましたが
彼はゲイであることをカミングアウトしているので、子供は代理母による出産で
その母がなんとレナード・コーエンの娘さんのロルカさんなんだそうです。
私は何か不思議な気がしました。



ルーファス・ウェインライトの歌う「ハレルヤ」



こちらオリジナル。やっぱりこれが最高かな~♥



by kinosan_kimono | 2012-05-03 15:58 | 音楽

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