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KINOさんのときどき着物日記

消された暗号 ブリック(BRICK)

映画「ルーパー」(LOOPER)がかなり面白かったので、ライアン・ジョンソン監督と主演のジョセフ・ゴードン・レヴィットが初めて一緒に撮った2005年の映画「消された暗号 ブリック」(BRICK)を見てみようと思い立ちツタヤでレンタルしてみました。
ツタヤの在庫検索機能はすごく便利で、ネット上で自分が行ける店舗をあらかじめ指定しておくと借りたいDVDがどこのお店にあるかがわかる様になっています。
かなりマイナーな作品でもかならずどこかに在庫があって、どんなものをお店に置くかはいったい誰がどんな基準で決めているのかな〜と不思議に思ったりします。
この作品も一軒だけ置いているお店があり、なんだか嬉しくなりました。

お話は・・・
アメリカの高校生ブレンダンジョセフ・ゴードン・レヴィット)は、ある日、排水溝に無惨に横たわる元彼女エミリーエミリー・デ・レイヴィン)の死体を見つけた。その2日前、ブレンダンは2ヵ月前に別れたエミリーから助けを求める電話を受けたが、彼女の話は要領を得ず、“ブリック”“ピン”といった謎めいた言葉を残して電話は切れた。ブレンダンは唯一の親友ブレインの協力を得て、さっそくエミリーの捜索に乗り出すが…。

という内容で、カルト的人気がある映画・・とどこかで読んだわりには「ふ〜ん・・」という印象でした。
だいたい高校生の話のわりには出てくる人物が麻薬の売人や娼婦まがいの女なんかで、学生という設定に無理があるし、身に危険がせまってくる展開も巻き込まれていくというよりむしろ自ら飛び込んでいく感じなので「なにもそこまでせんでもな〜」という気持ちになってしまいます。また主人公の人物描写が不充分なのでなかなか感情移入できないのも残念です。
それに謎めいた暗号もわかってみれば「山田さん」とか「田中さん」みたいなただの固有名詞で、なんの謎解きもなく「あれ〜それだけ?!」って感じで他に何かあるんじゃないか・・と疑ってしまうほどでした。
そして最後はジョセフが女の子に「このブタ野郎!!」と耳元で捨てゼリフを吐かれるという悲しい結末でした・・・はぁ〜〜

このちょっと不出来な映画に比べれば「ルーパー」は良く出来ていたしライアン監督はものすごく進化したといえます。

それと「ルーパー」にキッド・ブルー役で出演していたノア・セガンが「ブリック」でも同じ様なダメ男役でやっぱり最後に殺されてしまっていて、こちらの役どころはまったく進化してませんでした(- -;)
★1つ
消された暗号 ブリック(BRICK)_e0200405_233316100.jpg


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by kinosan_kimono | 2013-02-06 23:33 | 映画・DVD

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