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KINOさんのときどき着物日記

博多はじき

おはじきとは「厄をはじく」にかけた縁起物。

九州博多の「博多はじき」は地元ではとても有名で、毎秋市内の筥崎宮(はこざきぐう)で開かれる博多三大祭りの一つ方生会(ほうじょうや)で売り出されますが、販売と同時に完売になるほどの人気だそうです。

昨秋、福岡市美術館で開催された「大英博物館 古代エジプト展」ではミイラマスクやピラミッドなど古代エジプトを題材にしたおはじきを「博多はじき」の手法を用い、職人のみなさんがすべて手作業で作りました。

いただいたこのおはじきは直径が3センチほどで一箱に12種類入っています。
本当に素朴で面白くて並べて眺めて楽しんでいます。
博多はじき_e0200405_1882959.jpg




# by kinosan_kimono | 2013-03-25 18:09

シュガーマン 奇跡に愛された男(Searching for Sugarman)

シュガーマン 奇跡に愛された男」を観てきました。
この作品は今年のアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した作品です。

***1968年、ミシガン州デトロイトの場末のバーで歌っていたロドリゲスという男が大物プロデューサーの目にとまり、アルバム『Cold Fact』でデビューするが2枚目のアルバムも含めて商業的には大失敗に終わる。誰の記憶にも残らず消え去ったロドリゲスだったが、そのアルバムは反アパルトヘイトへの機運が盛り上がる南アフリカの地へ渡り、体制を変えようとする若者たちに支持され革命のシンボル的存在となった。その後、南アフリカでは、20年に渡って幅広い世代に支持され続け、ローリング・ストーンズやボブ・ディランより有名なアルバムとなる。アメリカで無視されたロドリゲスの音楽は、なぜ同時代の南アフリカで熱狂的に受け入れられたのか?そしてロドリゲスはどこへ行ってしまったのか??
ロドリゲスを5年に渡って追ったドキュメンタリー***

初めて「Searching for Sugarman(シュガーマンを探して)」という題名を聞いた時には「私も!」って思いました。
実は2005年のオーストラリア映画「キャンディー」の中で流れていたこの「シュガーマン」という曲を聞いた時、ものすごく惹かれてネットで検索したのですがシクスト・ロドリゲスという人が歌っているということ以外のことは良くわからず、気になっていたのです。
それで今回このドキュメンタリーを見てやっとロドリゲスという人のことが良くわかってとてもスッキリしました。
それにしても本国で受け入れられなかった音楽が海を渡った南アで熱狂的に受け入れられるなんてとても不思議ですが、ロドリゲスの音楽はとても魅力的でオリジナリティーがあり、声もとても素敵なんです。
私も映画の中で聞いたロドリゲスの曲をいつまでも忘れられませんでした。

ちょっとネタバレになってしまいますが、
探し当てたロドリゲスは自分の曲が南アで有名になっていることなんてまったく知らず、100万枚は売れたとわれるアルバムも海賊版だったせいでまったく収入にはなりませんでした。
40年間を建設作業員として質素に暮らしてきたロドリゲス。
でもこの人にはやっぱり何かがある!
それは現在の彼へのインタビューを見ればこの人がただものではないことが伝わってきます。

監督のマリク・ベンジェルール
「ロドリゲスは本当に人をインスパイアする人だ。お金はないが、自分自身に正直に生きており、魂が自由な人だ。内面がとても豊かで美しい。それは娘達にも受け継がれており、みな教養があり、心が豊かだった。豊かになるには必ずしもお金は必要ないということだ。だから、彼に惚れたし、今でも大好きだし、とても印象に残る人だ」と。

なんだか自分が好きだった人にお墨付きを頂いた様で、かってに誇らしい気持ちになってしまいました。









# by kinosan_kimono | 2013-03-23 00:36 | 映画・DVD

お墓参り

昨日は父のお墓参りに行ってきました。
とても良いお天気で久しぶりに母と兄と3人で過ごしました。

兄とは年に数回しか会わないけど、その度に顔が母親に似てきて
二人並べてみると遺伝って恐ろしいっ!って思っちゃいます。
自分の事はよくわからないけどきっと私もそうなんでしょうね。ハァ〜・・

だいたい中年になると男も女も区別がはっきりしなくなり、
町中でもオジさんのようなオバさんを時々みかけますよね。
その逆もありますが・・
最近ではそんな人をオバジさんっていうらしいです(笑)

兄は昔からギャグ線が高い。
オタクのわりには言う事が一々おかしくて不思議な人です。
やっぱり大阪人の血を引くだけあります。

写真が趣味の兄が先週 浜離宮で撮った菜の花がとても綺麗なので
拝借しました。
お墓参り_e0200405_23501473.jpg




# by kinosan_kimono | 2013-03-18 23:51 | 家族

日々のこと

昨日はランチのお誘いをいただき、女性7人での楽しいひと時を過ごしました。

主催のまきこさんとけいこさんが新しく始められている 着物を素材にした物作りに
私も非力ながら協力させていただいている関係で、こんな楽しいひと時を共に過ごせてhappyでした。

彼女たちの素晴らしいアイディアとそれをカタチにする力、そして瞬発力にいつも驚かされます。
そしてあまり年は変わらないけど、叱咤激励してくれるお姉さん的存在感は姉妹のいない私にとって嬉しい存在です。

また昨日の顔ぶれも女優さんあり、ウィーン在住のゴージャスな女性ありでお話の面白さに時を忘れました。皆がそれぞれの場所で一生懸命生きている!自分もできることを一生懸命やらなくっちゃ!と励まされた一日でした。

ところで昨日は東急東横線の渋谷終点最後の日。
子供の頃から慣れ親しんだこの終着駅的雰囲気も見納めです。
沢山の「撮り鉄」さんたちがその風景をカメラにおさめていました。
時代はどんどんと変わって行く。
ちょっと寂しいけれどより良く変わることを期待して・・・

日々のこと_e0200405_1555848.jpg




# by kinosan_kimono | 2013-03-15 15:59

タップダンス

タップダンスを始めてからどのぐらいたつのか忘れてしまいましたが、相変わらず週一回ほとんど休みなく通っています。

はじめてタップを習ったのは家の近くの小さなカルチャーセンターで、とても元気な40才代の女の先生でした。もともと踊る事は大好きだったのですが、特にタップダンスが好きだった訳でもやりたかった訳でもなく、ただ消去法でタップダンスに行き着いただけだったので、先生は私の事をすぐに辞めてしまうだろうと思っていたそうです。
始めはコツをつかむのが難しく、なかなか上達しない自分にガッカリして、レッスンの帰りはトボトボとうつむいて帰っていました。
色々なことを教えてくれたその先生は残念なことに一年もしない内に突然ガンで亡くなってしまい、クラスも解散になってしまいました。
その後は別のカルチャーセンターに通ったりもしましたが、今はタップダンサーの熊谷和徳さんのスタジオ「KAZ TAPSTUDIO」でレッスンをしています。

いつも仕事帰りに行くのですが、「すご〜く楽しみ!」っていう訳では全然なくて、辛いウォーミングアップのことを考えると思わず真っすぐお家に帰りたくなってしまいます。
でも踊った後は体中の血がグルグルと巡っている様な感じで、とっても気持ちがいい!!
そして「毎日でも通って来たい!」とその時は思うのです。
でも週一回以上行ったためしがないのが私のダメなところ。
案の定毎回基礎クラスです。

今月23日にはスタジオの5周年イベントがあります。
熊谷さんは昨年11月より1年間、文化庁の研修という名目でニューヨークに行ってしまっているので、今年のイベントは熊谷さん不在です。
私も今回は当日の都合がつかず参加できずで残念ですが、きっと楽しいイベントになると思います。
よろしければぜひご覧下さい。
タップダンス_e0200405_23583092.jpg




# by kinosan_kimono | 2013-03-12 00:01 | ダンス

日々の暮らしや大好きな着物のことを書いています。
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